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2001-06-29

京都二日目の夜。
何をするともなしに、テレビの番組を見ていた。

早老症患者とその家族たちという番組。
早老症というものを、ここで初めて知った。

AKIRAというアニメを知っているだろうか。
そこに出てくる、年老いた少年少女たち。
それを思い出した。


身体は小さく、だがその肉体は老いている。
指先は皺におおわれ、皮膚は黒ずみ、そして足は骨と皮のみ。
髪はすべて抜け落ち、カツラを付けている。
しかしてその声には、幼い可憐さを残している。

見るからに痛々しい。
正直な感想。

その番組で集中して追いかけている、サブリナという少女。
8倍の早さで年老いていくという。
今年で11歳。
早老症の患者は、平均して12歳という寿命なのだという。


日々を懸命に生きている彼女。
自分たちには彼女らの8倍もの時間が与えられた。
自分たちの感じるそれは、彼女らのそれと、
果たしてどれほどの差があるのだろう。


海にはいったいいくつの水滴が落ちるのだろう
もしすべての川の流れをせき止められるなら
私がそれを数えよう
山を削る時間さえも
永遠からすれば一瞬だ
皇帝になるために教育を受けるのだ
皇帝になるために

サブリナの父親が彼女に読んで聞かせる本の一節。
何を思い語り聞かせるのか。



サブリナの誕生日。
12本のろうそく。
すべて吹き消して願い事をいうのよ……

彼女の母親の言葉。

彼女の心は静かになってきている。
彼女は、自分の死期を感じているのかもしれません。



彼女が好きな彼。
同じ早老症の患者。

彼の姿をとらえたビデオを彼女が見るとき、
その顔には笑みにあふれる。

サブリナの好きな人だよ

父親がジョーク混じりに取材班に語る。
恥じらい、父親をぶつサブリナ。



番組は、次の様に締められた。



2001年5月2日

サブリナは肺炎のため

この世を去りました

13歳の誕生日から

二週間後の事でした



サブリナ~老いてゆく少女~

ドキュメント 地球時間


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